パンタベル

パンタベル

今回は、パンの前日予約を軸とした店舗運営支援サービスを開発し、ベーカリー業界に新規参入した「パンタベル」を運営している株式会社ネクストスケープの代表取締役社長 小杉智(こすぎさとし)氏、パンタベルのサービス責任者 山崎成人(やまざきまさと)氏にお話を伺いました。

本日はお時間いただきありがとうございます。それでは早速ですが、御社の概要からお聞かせください。

小杉

はい。当社は一般的にいうとシステム開発会社で、お客様の困りごとをITで解決することを得意としています。創業から20年ほど経つ会社ですが、常に新しい技術、新しいサービスに取り組んでいくことを大事にしています。

※一般的にこういったシステム開発会社を「Sler(エスアイアー)」と総称し、システム開発事業のことを「SI事業(エスアイ事業)」というそうです。

もう少し具体的に教えていただけますか?

小杉

メインの事業としては動画配信事業で、配信事業者様が安全に動画配信できるようお手伝いをしております。今ではABEMAなど複数の国内大手動画配信サービスを担当し、いい関係を築けています。また、国の案件にも多く携わっていて、農業データ連携基盤「WAGRI」の開発や、最近では官公庁サイトのチャットボット提供や運用も手掛けました。

なるほど。我々も知らず知らずのうちに御社の技術を使っていそうですね。

ですが、そんな御社がなぜベーカリー業界に?

小杉

SI事業は非常に堅調ですし、おかげ様でSI業界では「技術力・品質が高い」ということで一定の評価を得ることができました。一方で、ネクストスケープがこれまで培ってきた技術力を活かして今まで以上に社会に価値を提供していくには、我々の方から他の業種業態に入っていく取り組みが必要だと感じていました。ですので、ここ数年は自社サービスにも力を入れていて、第一弾としてスポーツ自転車向け盗難防止サービス「AlterLockを2018年から提供しています。そして第二弾が町のパン屋さん専用の店舗運営支援サービス「パンタベル」です。

 

なるほど。理にかなっていますね。

小杉

そして参入先ですが、会社側で特にどの業種業態と絞っているわけではなく、決め手は「社員がどこで何をやりたいか」です。なので、AlterLockは起案した社員がずっとロードバイクが好きで、この業界に貢献したいという想いから生まれていますし、パンタベルも起案した山崎がベーカリーカフェでのアルバイト経験があったこと、ベーカリー業界について深く調べていて、業界の発展に貢献したいという熱意を強くもっていることが確認できたので、賭けてみよと思いました。「社員に賭ける」というのは当社の一つのテーマであり、基準ですね。

 

そうでしたか。因みに山崎さんからこの企画が上がってきたときの正直な感想はいかがでしたか?

小杉

月並みですが原体験で申し上げると、パン屋さんに入ってみたものの欲しいパンがなかったという経験はどなたでもあると思いますし、自分も経験したことがあります。とは言ってもお店に入ってしまったら、「何かしらは買わないと」と多くの人がなるわけです。それはお客さんにとって小さなストレスでもありますし、もしそういったことが解消されるのであればいいかなというのが最初の感想でした。

確かに有りがちな経験ですね。

小杉

それとベーカリー業界にターゲットを絞ったこと、絞らないと解決できない課題があることに気付いたところも高く評価しています。

山崎

他の飲食店とパン屋さんでは、製造工程が全然違いますからね。当日に次々と予約が入るようなサービスは余程スタッフが充実している店舗でない限り導入は不可能なはずです。

確かにそうかもしれませんね。ベーカリー業界に参入した理由はよく分かりました。では、次はパンタベルについて教えていただけますか?

山崎

はい。パンタベルは予約を軸としたパン屋さん専用の店舗運営支援サービスです。主な機能としては、「位置情報を利用した店舗検索」「メニュー表」「営業カレンダー」「前日までの予約受付」「お知らせ配信」があります。