今月のピックアップ 11月
シュトレン 2020
この時期、シュトンがベーカリーの店頭に並びはじめています。プレーンなクリストシュトレンのみを作り続ける名店もあれば、モーン、ヌス(くるみフィリング)などを巻き込むタイプまたは、ショコラ味やらバラエティに富んだアイテムが見られます。
価格は1500円〜3000円台と幅広いですかね。これは主観ですが重量を落として買い求めやすい価格で販売しているところも目にします。新年を迎える前のひと稼ぎですから、各ベーカリーさん、力を入れる商品なのでしょうね。(今年はコロナもありましたし)
「シュトレン」と記していますが「シュトーレン」と販売する店もあるようで、以前ドイツ関係の方に聞いた際にどちらでも正解と言うことでした。
マジパンを練り込むタイプ、マジパンを棒状にして巻き込むタイプと様々ですがフルーツとスパイスと相まってどちらでも美味しいと思われます。マジパンは安価な素材ではありませんのでシュトレン以外にも活用すると面白い原料です。マジパンは他のパンに使えば原価も下がるので是非マジパン入りのパンをご検討ください。
シュトレンの定義としてこんな話を聞いたことがあります、小麦粉に対して、バター30%以上、ドライフルーツ60%以上、この数値から見ても分かるようにリッチな配合なのでアレンジし辛く感じますが、らしさが無くなってしまうような製品もありますが、もしかすると敢えてそこが狙い!だったりするのかもしれませんが、、、。