パンの資料

パンの価値 11 ベッカライ テルタケ

パンの価値 11

このコンテンツは、パンの価格からベーカリー経営を検証する企画です。

今回は、東武東上線ふじみ野駅西口徒歩8分「ベッカライ テルタケ」を紹介します。

 住所 埼玉県ふじみ野市ふじみ4-9-5-105

時間 9:3019:00

定休日 月曜日 火曜不定休あり

https://www.instagram.com/backerei_terutake/?hl=ja

ふじみ野市は、パン屋さんも多く、近郊にもベーカリーが混在しており激戦区でもあります。今回紹介する「ベッカライ テルタケ」

 

オーナー鳥飼照剛さんは、「ベッカライ ブロートハイム」にて修業され、2018年に自店をオープンしました。

同店にはブロートハイムで学んだ技術をベースにしたパンが並び、コロナ禍でも売り上げを順調に伸ばしているようです。鳥飼さんに自店の戦略をお聞きしました。

 

まず、最初にふじみ野市というパン屋さんが多い地域に出店された理由からお聞きかせください

鳥飼

ふじみ野はパン屋さんが多いのですが、うちのようなドイツパンメインの店はありません。ドイツパンの店としてアピール出来ればが主な理由です。

ふじみ野駅は急行も止まりますし、人口も多いですよね

鳥飼

製造は私ひとりなので開店の告知は張り紙のみでスタートしました。それでもブロートハイムで学んできたパンを地道に作っていれば、時間とともに認知されるだろうと考えました。

土台がキチンとされてますものね

鳥飼

当初はなかなか売り上げがあがらず苦戦しました。業者さんや近隣の同業の方から価格を抑えて、柔らかくて売れる商品を増やした方が良いのでは?と言うアドバイスを頂いていました。

地域に同化するのも戦略かと思います

鳥飼

実際に見た目の良いデニッシュにも力を入れましたが、空回り状態で2年目の夏は売り上げが相当落ち込み本当に厳しかったです。

今の時代、夏場はどこも厳しいですからね

鳥飼

自分でも売り上げが伸びない原因はわかっていました。「お店の存在が知られていない」。やはり自分が作ったパンをどうやってお客様に届けるか。考えた末にSNSでの発信を始めました。

角食パン 300

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