パン屋のこゝろ得 3 ブーランジュリー セット
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トラン・ブルーのイメージが強いですが、給食はなるせパンなのですね
松本
あんこを包んだり、パン作り楽しかったです。
旦那さまとはどちらで接点があったのですか
松本
意外と接点がないのですが、休憩室でたまたま一緒になったのですよ。
縫い物をしていて 笑
笑 それは。。。。
松本
そこで話すようになって。だんだんと。。。
お付き合いが始まって、旦那さまは独立志願ですから、そうなると高山を離れることになりますけど、それは大丈夫だったのですか
松本
そうですね。付き合っている頃、そこは深くは考えていなかったのかもしれません。
現実的ではないのかもしれませんよね、ましてや関東に出るというのも
松本
私は意外と順応できるので大丈夫でしたけど、周りは「えー大丈夫なの?」という感じでしたね。
お付き合いして1年で旦那さんはトラン・ブルーを卒業されて、千葉ですけど高山を出ることになるとは急展開でしたね
松本
今考えると短い間で色々決めて、こっちに出てきましたね
お店の準備に関してはどうでしたか
松本
都内のパン屋さんやお菓子屋さんを巡って自分たちの店のイメージを膨らませていました。
ゼロからお店を立ち上げるのは思っている以上に大変ですよね
松本
ふたりで色々と話し合って決められて良かったと思っています。
知識が豊富なのも良いかもしれませんが、ゼロからのスタートの方が良い点もあったと思っています。
実際にオープンされてどうでした
松本
思っている以上に大変でした。事前に先輩のお店などで研修させて頂きましたが、やらなくてはならないことが多すぎて。。。
そうですよね、ご苦労されたと思います
松本
苦労も多かったですが、今はパートさんにも恵まれてお店もうまく回っています。
それは変え難いものを得ましたね
松本
ご近所の方が来て頂けるのですが、地域の皆さんに助けてもらっています。
パンを売るというのはどうですか
松本
正直言いますと、販売はそんなに得意では無かったのですが、常連さんも増えて来て、ちょっとした会話も交わせるようになって来て、楽しくやらせてもらっています。
地域の方にとってのベーカリーですものね
松本
販売を専門的にやったことが無かったので手探りで私なりにやらせてもらっています。まだまだ勉強することが多いですが。
お客様に育ててもらっているというのもあるのかもしれませんね
松本
私は作り手ではありませんけど、「美味しいね」とお客様からダイレクトなご意見をもらえるのでやりがいも感じています。
そうですね、それは確かに嬉しいですよね、旦那様にもお客さんの反応を伝えることが出来ますものね
松本
旦那はよくお客さんに話し掛けるので、皆さんの反応は彼自身も感じていると思いますけど。
確かに!うるさい位、話し掛けそうですね
松本
仕事は大丈夫なの?と思うほどお客さんと話していますよ 笑。うちの店はお客さんとのコミュニケーションはバッチリ取れていると思います!
駅から近いですし、地域になくてはならないお店になりつつある印象がありますね。これからもおふたりで頑張ってください。