今月のピックアップ 3
緊急事態宣言のもと社会生活維持するための施設
緊急事態宣言は解除されましたが新型コロナウィルス感染症の驚異はまだまだ続いています。
前回、ベーカリーの皆さんに自店の「コロナウィルス対応策をお聞きしたのが2月でした。
3月に入れると外出が難しい状況が見えてきたので取材は控え、リモートでお願い出来る方へ取材し記事を作成しました。
当サイトの核となっているパン屋さんにお話を聞いたり、パンを作ってもらうようなコンテンツはしばらくお休みになります。
大変申し訳有りませんが現状を加味しご了承ください。
「#stay home」を合言葉に外出自粛、テレワークなど世の中の生活様式、仕事スタイルが変わり始めましたが、パン屋さんは「社会生活維持するための施設」に該当すると捉え、営業を続けていたベーカリーが多かったようです。
しかし営業形態は従来の形とは異なり決して簡単なものではなかったように感じました。
ここからはLINEやメールなどで現在の様子を聞いた話やSNSから見たパン屋さんの状況を整理してみます(客観性と主観が混ざってしまいますが‥‥)。
新型コロナウィルス感染症に対するベーカリーの取り組み
・営業時間短縮
・入店者数の制限
・入店人数制限を行うために列が出来るため、間隔を空けて並んでもらう
・入店時、来店者に手の消毒をお願いする
・お店側(厨房スタッフ、販売員の手袋、マスク着用)
・レジ前ビニールシート設置
・パン ひとつひとつ個包装
→上記何点かは、これまで対応してきたと言うお店もあるかと思いますが、コロナ終息後も上記対応が当たり前になってくる可能性があるかもしれません。
→感染リスク軽減のため、パンをいくつかのセットにして接触時間の軽減に努めるパン屋さんもあります。
→この機会に通販を始めるパン屋さんも見かけました。営業時間短縮から売り上げ維持の対策として行っているのかもしれませんが、梱包作業ほかを考えるとこれまでの売り上げ維持にどれだけ貢献出来るのかは疑問に感じますが苦しいところなのかもしれません。
→営業時間短縮に関してですが、売り上げに影響があるようです。営業時間が短い中、入店者数を制限が響き、売り上げが減っているのお店もあるようです。
→一方、テレワークにより地域の日中人口が通常より増え、それによって賑わうという状況がありました。
→感染リスクを避けるために、従業員を休ませ、経営者のみの少人数で営業されているパン屋さんもありました。売り上げが良くても心身共におお疲れのオーナーさんもいらっしゃいました。
→パンの卸を行っているベーカリーさんは卸先が無くなってしまったとも聞きました。
→ここまでの話題は、個人経営のパン屋さんでしたが百貨店やショッピングモールにテナントを構えているベーカリーにも大きなダメージとなって今後、パン業界全体にのしかかる可能性があることが予想されます。
緊急事態宣言が解除されても第二波、第三波のコロナウイルスの驚異が続くため仕事への取り組みや生活スタイルがどのように変わってくるのかわかりませんが消費者の意識が変化することだけは確かかと思われます。
当サイトでも課題をひとつひとつ、紐解いていけるような情報を載せていこうと考えております。
頑張ろ日本🇯🇵。