パン屋さん

パン屋さんではこんなことやっています!!! ベッカライ トーンガルデン

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この企画はパン屋さんがパンを売る以外にもこんなことをやっている!!

そのことでこんな効果があります!!!みなさんの試みをお聞きしていきます。

 

ベッカライ トーンガルデン

今回は横浜市弥生台「ベッカライトーンガルデン」の中川貴之さんに 同店の試みをお聞きしました。

「大人のパン教室」

「夏休み子どもパン教室」

パン屋さんの新入社員研修のようですね
中川
  みなさんクラスが終わると口々に「こんなことやったのは初めてです。次は
  いつですか?」と言ってもらえます。

現場の楽しさを知るとでも言いますか

中川 パン作りが好きな人たちが集まっているので、プロの使うミキサー、原材料、 本格的なオーブンで作業するのでみなさん楽しめるようです。 昼食は具材を用意して、参加者とピザやフォカッチャを作ってワイワイ食べま す。たくさん作るので置いていってもらって構わないですよと言っているので すが、みなさん作ったパンは持って帰りますね。

それも楽しみなのでしょうね。次は子供のパン教室に関してお聞かせください

中川
参加してくれるみんなには「レーズン 瓶、砂糖」を渡して1週間かけて自家 製酵母種を作ってきてもらいます。種の様子は絵日記にしてもらって、夏休み の宿題としても活用出来るような意味も込めています。

夏休みの自由課題にぴったりですね

中川

自分が育てたレーズンがパンになると愛着が湧くようです。家族も種になる過 程を見ているので、自分たちが育てた種がどんなパンになるか興味深々で家族 で参加する方が多いですよ。

確かにそれはそうですよね

中川

あんこをつめたり、チョコを入れたい、親が同伴の子も居れば、一人で参加す る子も居て、みんなでワイワイやっています。参加してくれた子たちは、後日 パンを買いに来てくれますけど、みんな手を振ってくれますね。地域の大人と の触れ合う機会が少なくなってきていると思うのでそういう意味も持たせてい るつもりです。

他にも中川さんからこんな話が聞けました。

中川 以前勤めていたお店で商店街の行事で地域の子供たちにパンを焼いて、パンに 顔など各自が好きなことをやってもらって、喜ぶ子の姿が印象に残っていまし た。その想いもあってオープン翌年から開催しています。 パン教室のおかげで地域のイベントにも声が掛かるようになりました。 パン屋さんはお客さんが来るのを待っているだけではなく、独自のイベントな どを企画し、地域の人たちとコミュニケーションをとるべきです。 そしてお客さんとのコミュニケーションも大事です。 参加してくれるのは、半分が普段のお客さん、残りは一見さん(毎日店を通っ ているが、買いに来る機会が無かった人たち)。 みなさん、「やってみると意外と楽しい」「パンで交流を図れる」「家族や知り合 いに楽しかったと伝達してもらえる」どれも有意義な意見聞けている。 今後は朝市などにも参加して地域の商店と方達とも連携していきたいですね。


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