パンの価値 8
このコンテンツは、パンの価格を検証してパンの価値を高めていく企画です。
こちらの記事は無料記事の続きとなります。
今回は世田谷区瀬田に2年前にオープンし、地域密着店「KANKICHI」さんにお話を伺いました。
KANKICHI
(カンキチ)
東京都世田谷区瀬田2-14-6
二子玉川駅より徒歩15分/用賀駅より徒歩15分
営業時間
9:00〜18:00
定休日
月曜日
「平均的に60〜80斤くらいは出ています。緊急事態宣言の頃は100斤以上焼いてました。」
カレーパン 190円
それは大変でしたね。菓子パン、惣菜パンなどは如何ですか?
「食パンと一緒に菓子パン、惣菜パン、デニッシュなど購入されていかれます。」
桜あんぱん165円
とろけるクリームパン180円
食パンだけではなくお目当てのパンがあるのでしょうね
菓子パン、惣菜パン、サンドイッチなど多くの種類を作っていますけど、このパンがすごい数が出ると言うことはありません。強いて言えば塩パンは数が出ます。」
塩パン、人気ありますね。価格的なこともありますかね
「そうですね。単価も安いですしね。」
種類が多いと言うお話でしたが、コンクールに出すような派手なパンは出します?
「旬の果物をのせたデニッシュはありますけど、そういうパンはあまり並ばないですかね。時々出します 笑。」
瀬田メロンパン180円
時々、、、ですか笑
「毎日来店してもらいたいので沢山の種類のパンを用意しています。いつ来ても飽きがこないような選ぶ楽しみ、ワクワク感をお客さんに提供しています。」
クロワッサン200円
ワクワク感は大事ですね
「飽きられないと意味では、新商品を毎週出しています。SNSにアップするので反響もあります。」
SNSの効果はあります?
「けっこうありますね。インスタグラムを見て予約してくれる方もいますし。」
バゲット260円
KANKICHIバゲット280円
毎週出すのは大変ではありませんか?
「コンビニで用いられている手法なのですが、新商品を出すと出始めは数が出るので売り上げが上がります。でもどんな売れ筋商品でも徐々に落ちてきてしまいます。」
なるほどですね
「ですから、新商品をコンスタントに出せばその都度売り上げは上がります。その都度売り上げが見込める訳です。この手法を繰り返すと売り上げがコンスタントに確保出来るようになります。」
今はSNSでリアルタイムで発信もできますものね
「既存のパンをしっかりと作り、他に季節の商品や新商品をバランス良く並べてお店を回していくことが大切なんじゃないですか」