パン屋さん

製パン基本のき 9 地域との関わり  ベッカライ ブロートハイム 明石克彦

製パン基本のき 9
ベッカライ ブロートハイム
明石克彦

地域との関わり」

創業33年を迎えるブロートハイムとお客さんとの関係を印象付ける話です。
今回は「地域との関わり」に関して明石さんにお聞きしました。

こちらの記事は無料記事の続きとなります。

前半の記事はこちら

ドキドキする話でした。話を地域との関わりに戻させて頂いて、近隣のお店との関わりはどうなのでしょうか

明石
この辺りは店が少ないのですよ。商店街と言うとうちの先にある十字路辺り、酒屋さんやお菓子屋さんが並ぶ商店街がありますけど。昔は酒屋さんに容器を持って醤油や砂糖を買っていた頃がありました。当時は一斤、二斤の重量で売られていて、いつからかグラムやキロで売るように変わっていました。

そういった長い付き合いの中で、地域での役割と言うのはどのように捉えているのですか?

明石
近くの中学校に年に一度パンの公演に行っています。私の他にアナウンサー、漫画家、獣医など同じ中学校の卒業生が担当する職業講話と言われる公演会があるのですよ。

なるほど、そういった貢献ですか

明石
店には子どもパトロールのステッカーも貼ってあります。何かあった時にはパン屋さんに逃げ込みなさいと言う意味です。他に職場体験も受け付けています。

取材で伺った時の明石さんがお客さんと交わしている会話を聞いていますと、パンを買いに来ているだけじゃないと言うのが分かります。

明石
この辺りも商店が減っていますけど、地域との関わりと言うと先ほどの話のようなことが、うちの役割だと思って取り組んでいます

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