製パン研究室 5
菓子パン製法の検証
国内のリテイルベーカリーにおける菓子パン生地の利用比率は高く
今回の製法がベストという訳ではありませんが、
菓子パン 配合 %
強力粉 100(90、薄力粉10)
パン酵母(生) 3~5
砂糖 20
塩 0.8~1
脱脂粉乳 3
全卵 20
生地改良剤 必要に応じて使用
油脂 8~10
吸水 40
◯25〜26℃で捏ね上げ、一次発酵(30分)→分割→冷蔵。
◯翌日に使い切るのであれば0℃で保存、
原材料選び
◯小麦粉
薄力粉を使用していない配合も見かけますが、
◯パン酵母
翌日に使い切る場合は通常使用のパン酵母で問題はないが、
生地玉冷蔵を前提であれば、4~5%配合。
◯糖分配合
餡パン、クリームパンなどに使う場合は20〜25%が目安。
◯生地復温(15℃以上)は必須。室温又はドウコンで調整。
冷凍生地→保存期間にもよりますが、冷凍耐性のある酵母+
製法
●砂糖、卵が多く生地の出来が遅い傾向、
● 分割後、生地温度を速やかに下げ、発酵を抑制。その際に薄い冷凍
●復温次第で製品ボリュームに影響します。
復温(生地温度)が安定していれば、ホイロ時間も安定し、
生地作り、発酵、冷却、乾燥防止も重要な要素となります。
●他の注意点としてホイロの温度、湿度。